柄にもなく縁起を担いだら、翌日アタリました。とほほ。

 20日の日曜日の午後、買い物の途中に歩道わきの小川で、いつものコイではなく、なんと2メートル以上もあるでっかい青大将を見ました。垂直なコンクリート壁の底を流れる川の流れギリギリのところをうろうろしていて、飽きもせずに30分も見ていたけれど「変化なし」なので、帰りにもう一度と買い物に。1時間ほどして戻ってみると、残念ながらもう見当たらなかった。でも、大蛇を見るとなにか良いことがあるなんて話もあるので、21日は天気もよくなって金環日食も見えたり、ほかにも良いことがあるかもとほんの少し期待していた。
 そして当日、我が住まい付近は雨のち曇りで日食はダメ。通勤電車では乗った途端に目の前に座っていた若い女性がすっくと立って「どうぞ」ときたのです。初めての経験で、いささかショックでしたが、丁寧に遠慮を申し上げました。まあ、考えようによっては、こんな心やさしい若者がいるというのは素晴らしいことであり、そんな出会いが持てたことはやはり良いことがあったということだ。そう思うことにした。  福士