芸術の秋に

 19日に三越本店で始まった第59回日本伝統工芸展に出かけた。柄にもないと思われるだろうが、『東京あさぼらけ』新聞の取材である。福高10回の先輩、釜我敏子さんが染織部門で朝日新聞社賞を受けたのだ。
 受賞作のススキとオミナエシが風にゆれる風情の『秋草文』と題する型絵染着物も素晴らしかったが、オダマキの花を染め抜いた自作の着物に絽綴れの帯の和服姿で現れた釜我さんの素敵だったこと。45年も取材しているが、初の着物、染織への挑戦だけに、これからどう記事にまとめるか悩むところではある。
 なお、コメントなど反応は極々少ない中ながら当掲示板の執筆も本日で計100回となりました。もう少し楽しみながら頑張ります。(福士)