常任幹事からの報告とお願い、提案などです

 柴田くんの後を受けて昨年から常任幹事を務めている福士です。6日の同期会は20数人の参加の予定で、私も参加させていただきます。楽しみです。
その折に報告などをと思いますが、時間も限られますし、参加できない方も多いので掲示板でも書かせていただきます。常任幹事会には「会員拡充委員会」というのもあって私はそこに所属しています。また、『東京あさぼらけ』新聞の編集には13年かかわらせてもらっています。
皆さんは最近、都立国立高校がテレビで「卒業生は同窓会に登録してください」というCMを出したのをご存じですか。時代、世相の変化のなかで若い世代を中心に同窓会活動に無関心な人たちが増えているのです。
私たちの母校も例外ではないようで、東京同窓会の登録会員数は卒業回10回台をピークに以後、急速に減っているのです。具体的には10回台(10−19回)794人に対して20回台636人、30回台541人、40回台244人、50回台97人です。「年を取れば同窓会に入るようになるのでは」と思う方もいるかと思います。しかし、それは「否」です。20年前の東京同窓会の最初の名簿を調べると、当時30歳代(現在の40回台)だった20回台はざっと700人とみられ(まだ連絡の取れていない回も散見されるため推計です)、私たち14回は現在よりも20人近く多くなっています。要するに年を取れば増えるといった簡単な問題ではないのです。このまま放っておけば近い将来、東京同窓会の会員は間違いなく激減するのです。しかもこれまで、上記のような簡単なデータの分析さえやられてこなかったのです。
拡充委員会はこの問題に初めて本格的に取り組んでおり、近々、対応策を盛り込んだ報告書をまとめるとともに行動を開始します。ぜひ、皆さんの知恵をお貸しください。
同窓会活動に参加して感じることの一つに皆さんの中に結構、誤解があることです。この春の総会・懇親会の案内などをお送りしたおり、「新聞に金をかけるより社会活動を」「10年会費1万円払ったのに、また2千円徴収、そんなにお金が要るの」といった返信がありました。確かに新聞製作には費用がかかりますが、この費用の大半は広告収入で賄っているのです。一生懸命、広告集めもしたりして、他の事業を増やせるよう努力しています。年会費についてですが、福岡と東京の同窓会は別組織で会計も違うのです。これには歴史的な背景があるのですが、今後はより有効な協力関係の構築が求められるでしょう。ぜひ、そうしたところまで踏み込んで提案いただきたいと存じます。お願いしました。
社会活動、社会貢献については私もずっと提案しているテーマです。アフガニスタンで25年以上も医療など支援活動を続けている中村哲医師への同期17回生を中心にした応援もその一つでしょう。他の学年も含めて全面的に応援するようになるまでには、それなりの努力があったのです。
とにかく楽しく面白い東京同窓会づくりのために、皆さんお一人お一人のご参加をお願いいたします。