検索情報は怖い

 当事務所では雑誌や本の校正もしているが、怖い時代になったと思う。今日もこんなことがあった。同じページの人名に本文で「邦弘」なのに対して写真説明では「邦浩」とあった。多少は知れた人らしくネットで検索すると「邦弘」で出ていた。しかし、ネット情報は孫引きみたいな情報が多いから、一つ間違うとあとは芋づるみたいになるので、違う角度からの情報を調べると「邦浩」というのが僅かにある。所属会社が出ていたから、これはもう直接電話するしかないなとその会社のHPを見ると、肝心の電話番号がなかなか見当たらない。情報は一方的に伝えるだけ、面倒な電話は受けたくないというようだ。
 それでも見つけて、いろいろ電話を回された揚げ句に確認すると、「邦浩」が正解とわかった。
 ぼくは素直でないせいか、なんとかリスク回避できたが、世の中には素直な人も多いので、心配なネット情報の一面ではある。

九州・関西の夏みたいです

皆さま残暑、猛暑再来お見舞い申し上げます。

 
 上の見出しは何のことかといいますと、セミです。神奈川の我が家の近辺で初めて、あの「ワシワシ」あるいは「シュワシュワ」とじつに暑苦しいクマゼミの鳴き声を聞いたのは4年前の夏でした。東京では、それより少し前から聞いていましたが、やはり「ついに来たか」の思いでした。
 その後2、3年徐々に増えているかなという程度で推移していたのが今夏、ブレークしたのです。朝もヒグラシのあとをミンミンゼミを押さえて2番手で鳴き出すし、通勤道ではもう主力クラスの煩さです。
確か40〜50年前には静岡以東にはクマゼミはいないといわれ、ミンミンゼミが王さまでした。時代の変化と時間の流れをあらためて感じた、この夏です。
 くれぐれもご自愛ください。
                           福士

ぎっくり腰はつらい

7日の日曜日から突然のぎっくり腰になり、3日間、苦悶にあえいでいた。這いながらでもなんとか用をたせたけれど、寝たきりにでもなったら相棒は大変だろうなとの思いが頭をかすめた。そんな年頃であることも改めて意識した。健康とは、ほんとうにありがたいものである。

暑さ真っ盛り、皆々さまのご健康を念じつつ。

恵みの雨を実感

 本題の前に前回の補足です。同窓会の懇親会に44回、54回はゼロと書きましたが、その後、64回の学生が2人きていたことがわかりました。これからに期待しましょう。

 通勤路の傍を砂押川という半ば人工的な小川が流れている。ちょうど駅のところで本流の柏尾川に合流する。こっちの川には海からボラが遡上するし、そこそこ水量もあって多数のウがアユを追いかけたり、不動の姿勢で哲学者風にジッとたたずんで、これまた小魚を狙うアオサギゴイサギがいる。それに、美しいカワセミも見ることができる。
 そしてなにより、5月になると、雨上がりの後、この本流から多数のコアユが砂押川にまで上って来るようになったのを2年前に発見したのである。それだけ水質が良くなったということでもあり、毎朝、体をキラリと旋回させて川苔を食む姿を見るのが楽しみだった。
そんなへんてこなおじさんに「何がいるのですか」と尋ねる人がいるので、少し解説しては、ニヤリとしていた。

 ところが今年は、5月の雨量が少なく、もともと水量の少ない砂押川なので合流地点の水深が浅く、小さなアユでも遡上できなかったようで全く姿を発見できずにいた。そこに降った15、16日のそこそこの、しかし久々の雨らしい雨だった。
 17日の朝、もしやと思いながら道々足を止めて覗いていたら、いたのである。1カ所だけで、それも数十匹とこれまでより格段に少ないけれどアユの姿を確認できたのである。
 これで今年も落ちアユの季節まで楽しめそうだ。  福士

総会・懇親会参加者は4人でした。

 4月20日の同窓会懇親会には川鍋さん、工藤さん、板谷さん、それに福士の4人が参加しました。ここ数年の3人を上回りました。
 前回の記事で2017年の創立100周年の当番幹事が私たちを含む「4の回」とお知らせしましたが、そのこともあって4の回から何人参加しているかチェックしてみました。
 当然、今回の当番幹事の「0の回」は多く、40回の37人など合計101人で断然多く、うまく切り盛りしてくれていました。次いで8の回の54人、前年当番幹事の9の回44人、来年当番の1の回49人などでした。そして注目の4の回は11人で断然の最少でした。4回の5人をトップに14回4人、24回1人、34回1人、以下、44、54回はゼロ。
12回2人、13回3人と少なく、我々と合わせて「御三家」です。
少ないからどうだではなく、どんな役割をするかなのですが、そういう議論もほとんどないのが寂しいですね。
でも、楽しくいきましょう。
6月20日に常任幹事会があります。僕なりに提案しようと考えていることがありますが、皆さんの意見をお聞かせください。  (福士)

4月20日(土)は東京同窓会の総会・懇親会です。ぜひご参加を!

 今年も上記の季節になりました。毎度毎度のお願いですが、ぜひお出かけください。4年後の2017年の創立100周年記念の時の懇親会の当番幹事は私たちを含む「4の回」が担当なのです。実際に実働隊を担ってくれるのは24回以降、34、44、54、64回の方たちです。ただ、73歳となる私たちが、「お願いします」だけでいいものか。「舞い納め」は大袈裟かと思いますが、やはり出来ること、やらねばならないこともありそうではないでしょうか。そんなこともありますので、今年は、例年の常連2、3人にとどまらず、「新人」の参加をお待ちしています。
 近々、案内状をお送りいたします。そして、参加出来ない方は、年会費2000円の振り込みを、よろしくお願いいたします。

いいね!千葉の高校野球の国際交流

 高24回の濱井清之さんは千葉県立高校の校長さんで県高野連の会長だ。長年全国制覇から遠ざかっている千葉県勢だが、そのへんも刺激しようということで、高野連の皆さんが汗して蓄えた資金で年末に2年生を中心とした選抜チームを米国に送った。
 遠征チームの対戦相手はカリフォルニア州コンプトン市にある「アーバンユースアカデミー」。メジャーリーグが出資するクラブチームだ。
 そのチームの代表を務めるオビュフォードさんは元大リーガーで70年ワールドシリーズ制覇、71年オールスター出場経験者。その後、73年に来日し、今では懐かしい名前の太平洋クラブライオンズ南海ホークスで活躍した。当然のこと、濱井さんと博多の話で盛り上がったそうだ。
 そして何より、収穫の多い遠征だったと濱井さんからの嬉しい知らせだった。                       (福士)

写真はエンジェルスやマリナーズで活躍した長谷川滋利さんと濱井さん