2011-01-01から1年間の記事一覧

元野良猫ミーのこと

ミーは14、5歳になる元野良猫、前地域猫、そして今は飼い猫である。メスで私たち(私よりも妻のかかわりのほうがずっと長いし強い)が最初に出会ったのはミーが3匹の子ネコを我が家(アパート)の玄関前にくわえて運んできたときだ。以来、いつの間にかアパ…

事実を知ることから始まるのに大人は……

関西の大学で「平和学」を教えている友人から珍しくメールがきた。今度の震災をめぐって、被災地からは遠い関西の地にいる自分たちに何ができるかを考えてみよう、と学生たちにボールを投げたのだそうだ。 すると最初のうちは直接関係ないといった話、それも…

やっぱり、でした。

復興担当大臣が結局辞めてしまいました。対等・平等と尊敬・尊厳を基本にした人権活動の中核を担ってきたはずの人が、なぜあんな発言をしたのか。いくつか思い当たることはありますが、ここではそれには触れませんけれど、大いに反省して次に生かしてほしい…

どうして、そうなるの

6月28日のこの欄で復興担当大臣のことを書いたら、野党から「目線が高い」などと批判が出る大臣の発言があった。テレビで音声付きで見ることができたが、率直ではあると思ったけれど、誤解も生むだろうなと感じた。ベテラン政治家なのだから、政局がらみで…

キョウチクトウの思い出

暑さとともに、キョウチクトウが、ピンク、白、そしてときには黄色の花をいっぱいに咲かせている。そこで、キョウチクトウの花に託した人々の思いが、地域によって、地域の人々の背負ってきた歴史によって大きく違ってくるという話を少し。 この花に「平和の…

本日はお願い事です

常任幹事からのお願い事です。来年は任期3年の役員の改選期で、6月14日に開かれた常任幹事会でも議題として報告・通知がありました。役員の中には10年以上ご苦労いただいている方など長期の方が少なくありません。若い世代を中心に、登録会員数が数人、あ…

目立たぬ人が表に……それもまたよし

「これまで、目立たぬように、静かにいきてきました……」「私は妻や子供にも言葉数が少ないと言われるほどで……」 これって誰の言葉だと思いますか。じつは同窓の高22回の代議士、松本龍さんです(この5月に日経BPから出た『環境外交の舞台裏――大臣が語るC…

ヤマユリとイワタバコを堪能

蒸し暑い週末でしたが、近くの谷戸など歩き回って満開のヤマユリと、もう一つ、こちらは予定していなかった珍しい部類のイワタバコの群生を堪能してきました。 ヤマユリは場所によって開花期に差があって、まだ堅い蕾のところもあれば、斜面いっぱい満開で強…

里山再生は諦めず、楽しみながら

ずっと応援している友人たちの里山再生活動が7年目に入った。まつたけ研究の第一人者でもある友人と仲間たちが毎週1回、京都市の北部の左京区岩倉の山に出かけて、まつたけの発生になくてはならないアカマツ林(今その林が全国的に放置され荒れ放題になっ…

不適切語について

懲りずに書いています。 今回は、ちと硬くなりそうですが、気になることがありましたので、上のテーマにしました。 ある社会的には高い見識を持っていると思われている集団の会議になぜか呼ばれた後の懇親会の席でのことです。50代の大企業幹部が話の中で、…

ホタルの「またたきコーラス」を堪能

昨夜(9日)、200匹のホタル(ヘイケボタル)が、私の語彙では表現できないくらい感動的に光る光景を見ることができました。 前に書いた、きれいとは言い難い川の上流でのことです。7時半から8時半がピークとの情報で、通勤カバンを持ったままバスで現地…

友あり、メキシコより来る

メキシコに住みながら絵を描いている若い友人の女性が、今年も個展のための絵を携えて帰ってきた。銀座の画廊で観た今年の絵は、去年以上に明るく楽しいものが多かった。 10年以上前の初の個展の折、「儲けたら大きいのを会社に飾らせてせてもらうよ」なんて…

3.11から変わったこと

3.11は私たちに変革を迫りました。面倒くさがりの私(福士)にも一つだけありました。あの日の翌日から私はずっと8階にある私たちの事務所までエレベーターを使わず、歩いて上がっているのです。1日2〜3往復していて、最初のうちは息切れしていましたが…

災害報道での東西の温度差にびっくり

茶どころ宇治の友人から新茶が届いた。お礼の一筆に、こちら関東一円では、あちこちの茶の産地で放射性セシウムが検出されて騒ぎになっていることや、野菜も風評被害が続いていたり、校庭の放射線量が問題になっていることなど少し書いたら、「首都圏は、そ…

珍しいものを見ました

雨上がりの朝、通勤道のすぐ傍を流れる幅4メートルほどの小川からザバザバというものすごい音が聞こえてきた。「何事」と覗くと20匹以上はいると思える大きな真鯉が猛烈な勢いでもつれあっているではないか。映像ではしっていたが、これぞコイの産卵だ。駅…

次号のあさぼらけの原稿をお寄せください

身の回りの出来事や日々感じていること、後輩に残したいこと、などなどぜひ、お寄せくださいお待ちしております 編集部

皆さんのアイデアをお寄せください。

23日の東京同窓会の折、来賓の福岡同窓会の副会長さんが挨拶の中で「同窓会として大震災の支援に取り組んでいく」と話していました。これに対して原発からの電力の恩恵を最も受け、また同窓生やその家族に被災者がいる東京同窓会側のあいさつに、その点に触…

もう一度、23日はぜひとも同窓会へ

あの3月11日午後、大きな揺れの中、僕(福士)は北青山の事務所近くにいた。学校帰りの3人の小学生を安全そうな場所に連れて行きながら、「これはヤバイ」と感じた。事務所に戻って相棒に聞くと、震源は三陸沖。2000年10月6日に62歳で亡くなった「反原発」の…

23日はぜひ同窓会に

23日の同窓会が近づきました。参加予定は目下のところ常連の5人です。今回は大震災があって、開催か中止かの論議もありました。私の知る範囲でも同窓生で被災した人は少なくないようです。福島県・天栄村に住む先輩もその一人です。経営するペンションが被…

平成23年度同窓会総会・懇親会について

東京福中・福高同窓会 会長 佐伯尚孝 未曾有の大災害に遭遇し、被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。 また、大津波の犠牲になられた大勢の皆様のご冥福をお祈りいたします。 同窓生各位におかれましても、ご心痛いかばかりかと拝察いたします。 さて…

ささやかな喜び

あの日以来、なんともやりきれない日々が続いている。地震・津波の後、原発でトラブル発生と聞いてすぐ、僕は1970年代の半ば、新聞記者として数人の仲間とチームで原発問題を取材し連載記事を書いたときのことを思い出した。全国各地で原発建設推進、誘致話…

4月23日の総会・懇親会は「復興支援の場に」しよう

大災害です。これを受けて私たちがどう立ち向かっていくのかが今、問われています。4月の集会をどうするかを担当の「8の回」の当番幹事の方たちに尋ね、提案しています。原発大事故の推移にも関係しますが、私は単純に「中止」とするのではなく、飲み食い…

4月23日の総会・懇親会を開くなら「復興支援の場に」しよう

4月23日の同窓会にお出かけください。

上記東京同窓会の総会・懇親会の参加申し込みの締切日が近づいてきました。ぜひぜひ、参加ください。目下のところ、申し込みの連絡をいただいたのは、わずかに1人です。不参加の連絡も2人。75人に送ったのですが。毎回、20数人が集まる同期会とは少し違う…

ささやかな贅沢

妻は仲間たちと散策に出かけて留守。雑誌のゲラ校正に飽きた当方も散歩に出た。とある板塀に囲まれた古い家の門の前まで来ると、ちらほらと咲き始めたのも含め手ごろに切ったウメの枝がたくさん、「どうぞ、ご自由にお持ち帰りください」の添え書きと一緒に…

「若さ」とは

昔から「若さとは」についてあれこれ言われているが、今年10月に100歳を迎える聖路加国際病院理事長の日野原重明先生や、4年ほど前に96歳で亡くなった農村医学の確立者、若月俊一先生(佐久総合病院)との思い出を少し。若月先生とは傘寿のころに地元名物のウ…

みんなで中村哲さんの本を作りませんか

同窓会の社会的な活動として、17回、中村哲医師のアフガンでの活動をこれまで以上に組織的にバックアップするための基金づくりに向けた本づくりに取り組んでは、と考えるのですが、どうでしょう。彼はアフガンでの活動を通して、この日本という国と国民のあ…

「東京あさぼらけ」の編集作業の一こま

花園での全国高校ラグビー大会に28年ぶりに出場した母校の活躍で年末は大忙しだった。 締め切り直前の「東京あさぼらけ新聞」の1ページを空けて28日の第1回戦の結果を待っていたのだが、見事逆転勝ちし、30日の2回戦まで嬉しい締め切り延長。その結果は残…